低インシュリンダイエットのしくみ
体脂肪増加の要因は「脂肪合成量>脂肪分解量」となることで発生します。そしてこの脂肪の合成と分解のバランスを整えるホルモンを「インシュリン」といいます。インシュリンは血液中の血糖を筋肉や肝臓などに蓄えてエネルギー化しようとします。
そして、そのあまった血糖が脂肪細胞に吸収され体脂肪として蓄積されていきます。また、同時にインシュリンが分泌されると、その脂肪細胞の中で脂肪の分解を抑制するというダイエットに反する効果もあるとされています。
低インシュリンダイエットは、この一連の流れに基づき、脂肪細胞内に脂肪を蓄積させないように、インシュリンの分泌を抑える食事をするというダイエット法なのです。この方法は極端にカロリーを減らす必要はありませんし、食事量も減らす必要がないので基礎代謝を落としにくいダイエット法です。
低インシュリンダイエットを実践するには
低インシュリンダイエットを実践する上で大事なキーワードがあります。それは「GI値」と呼ばれるものです。
GI値とは(GI値と低インシュリンダイエット)
GI値とは、ブドウ糖を摂取した時の血糖値上昇度100とした指標のことです。このGI値が低い食品を摂取した場合、体内の血糖値の上昇がゆるやかになります。
低インシュリンダイエットでは、GI値の低い食品をGI値の高い食品に変わって摂取する事により、血糖値の上昇をゆるやかにし、体内でのインシュリンの分泌を押さえ、かつ血糖値の上昇をゆるやかにすることでその間に運動などによりエネルギーを消費させることで、エネルギーの吸収を抑制するというものです。
GI値の低い食品(低インシュリンダイエットに向いている食材)
低インシュリンダイエットに適している食材のGI値は、60を目安とするとよいとされています。ちなみに私たち日本人が代表的に摂取している主食である白米のGI値は81、食パンのGI値は91です。
インシュリンダイエットを行うにあたってオススメの食事変更としては、以下に食材とGI値、変更すると良い食品例を挙げておりますので参考にしてください。
変更前食材 |
GI値 |
|
変更後食材 |
GI値 |
白米(精白米) |
81 |
→ |
|
55 |
食パン |
91 |
→ |
ライ麦パン |
58 |
→ |
ピタパン |
55 |
→ |
小麦全粒粉パン |
50 |
うどん |
85 |
→ |
|
54 |
→ |
パスタ |
50 |
主要食品のGI値一覧については、「GI値一覧」をご参照ください
低インシュリンダイエットの注意点
低インシュリンダイエットは、食事だけで簡単に続ける事ができるダイエット法です。ですが、低GI値の食品を摂取する事で血糖値の上昇を抑えることにはなっても、カロリーの摂取量自体は変わりません。体がエネルギーを吸収しにくい状態ではありますが、しっかりとカロリーを消費する運動も必要なダイエット法といえます。
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